高校での「避妊具」についての説明。
メキシコでは以前も書いたように主はコンドーム、ピル、ホルモン剤の注射が一般的。結婚してもう子どもを産んでしまった人は卵管けっさつの手術をしている人も多くいます。緊急避妊法の薬も薬局で自由に買うことができるのは驚きました。 基礎体温についての知識はほとんどなく、基礎体温計もこの街では売っていません。だから、基礎体温での受胎調節はほとんど認知されていないようです。 さて、私の担当「コンドームの使い方」の時間は結構楽しみな時間です。色つき粘土で作ったLOS PENES(スペイン語で陰茎)を使って各グループ赤、青、オレンジなどに分かれて行ってみました。最初、コンドームの扱い方を段階ごとカードにしたものを黒板にはり、グループごとに順序を当ててももらいます。そして、そのあと各グループ一人ずつ実習。メキシコでは未成年の望まない妊娠が問題になっていますがその理由として、正しい避妊の知識を学校でも家でも教わる機会がないというのもあるそうです。カトリックの国メキシコ、日本にもまして性教育への壁が厚いのでしょうか。 賑やかに授業は進んでいったのですが、途中で教室の40度近くの暑さに各粘土はグニャっと曲がってしまい、役に立たなくなってしまいました。こんなこと書いてごめんなさい。でも、今後何か対策を考えなくては・・・と帰ってきました。 何か、いい考えがあったら皆さん教えてください。
by naranjosveracruz
| 2005-06-02 04:40
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