メキシコの小窓から


メキシコでの協力隊活動記録.
by naranjosveracruz
カテゴリ
全体
任地 ナランホス
職場 MEXFAM
メキシカン家族
日本の家族
おもしろいい人たち
JOCV
異文化
未分類
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

ダンス ダンス ダンス

メキシコでは15歳を迎えると、盛大なパーティーをして祝う習慣がある。
友人のRutは今日めでたく15歳をむかえ私は始めてQuinse neraというパーティーに行った。
夕方教会でミサが行われ、その後、大きな結婚式場のようなサロンへ移動。そこはまさに結婚式のようなセッティングで、各テーブルにキャンドルがあり、ステージにはウエディングケーキのようなものがあった。
彼女はまさに花嫁さん。すごいドレスに身を包み、音楽にあわせてお父さん、お母さんと一緒に入場。そして、彼女が主役のオンステージが始まる。
はじめはお父さんとのダンス、続いて兄弟、友人とのダンス、サルサ。
その後は会場のお客さん、200名くらいかな、みんなでダンス、ダンス、ダンスの嵐。
見事です。みんなどこで覚えるんだろう。
私もみんなとサルサを踊る。
なんだか緊張して足が絡まったり、みんなに合わせられなかったり。さんざんだったです。はい。
私はメキシコ人のような踊りの遺伝子は私は持って生まれてこなかったんだよ、きっと。
彼らはすごい、メキシコ人は絶対遺伝子に組み込まれているんだ。
でも、あきらめないぞ。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-26 09:46 | 異文化

パンを焼く釜


洪水のときに家庭訪問をした地域を見に行った。
被害に合った家々は完全に復興しており、普段通りの生活に戻っていた。
人々の話だと政府から義援金が出て、壊れた家を直したり、水浸しになって使えなくなった家具や電気製品を買うことができたという。人々もいつもどおりのんびりとした午後を過ごしている。

家庭訪問をしたときに案内してくれたパティーの家へ向った。
あの時とは地域の雰囲気が違っていたので、彼女の家が良くわからなかったが、何本か道を探してやっとたどり着いた。
「こんにちわ~」パティーの代わりに出てきてくれたのは彼女のお母さん。彼女は娘たちが夏休みの間出稼ぎに行っていて留守だった。
お母さんはおばあちゃんと一緒に庭先でせっせとパンの生地をこねていた。おばあちゃんはもう80歳近いが、ちょっと浮腫んだ手でせっせとパンを形作っていた。
その近くにはそれらを焼く大きな釜がドンっと腰をすえている。
土草で作られているらしい釜はモッコリとした山型で、扉を開けると中には赤く熱くなった薪がいい頃になっていた。
思わぬところで、おいしい場面に出くわした。
パン作りをじっと見ていた。小麦粉に水、膨らし粉、バター、卵を入れてコネコネ。さらに、どろっとした液体を入れたと思ったら、豚のラードだった。
だから何となく日本とは違う味がしたのかな。。。それにしても、ちょっとラードの量が多いね。

お母さんは「もういい頃だね」といいながら長くて先がへらたくなっている棒でパンを奥のほうに入れた。その姿は魔女の宅急便に出てくるパイを焼くおばあちゃんそのものだったね。
そして10分も経たないうちにあっという間に出来上がってしまった。すごい薪のオーブン。
「マコ、食べてみろ」ってくれた釜から出たばかりのパンをくれた、熱々の焼きたてのパン、しかも薪のオーブンで焼いたパンは、ほんとに、ほんとうにうまかった。
でも、日本で食べるようなふんわりとしたのではなく、ずっしりとした重みのある、ちょっとごわごわとしたパンでした。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-19 09:53 | おもしろいい人たち

DENGUE

今日、訪問診療でコミュニティーを回ったら、デング熱の症状を示す患者さんがたくさん来た。
発熱、骨の痛み、目の奥の痛み・・・。こちらは雨季に入り、だいぶ蚊の繁殖も活発になってきているんだろう。ここには診療所もなく、看護師もいない。政府から訪問診療に医師が回ってくることもあるというが、薬を持たないこともおおいという。この地域はまだ電気も通っていない。今日は、昨日の雨で道は泥だらけ、やっとの思いでたどり着いた。
外には水溜りがいっぱい。ため池のような、水溜りの大きいようなものがたくさんあり、そこらで蚊が繁殖するのだろう。人々は、この暑さに短いパンツ、ランニングを着ているので、蚊には刺され放題。この暑さの中、長袖、長ズボンはきついんだろうな。
ん~、でも、患者が増えている以上、住民も何か予防しないとまずいよな。
貧困層の人々、お金がかかるような防虫対策は難しい。第一、この村には何も売っていない。
基本的なことの指導しかできないんだろうな。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-16 09:07 | 職場 MEXFAM

ドッコ沼からの星

今、友人がメキシコに送ってくれた本を読んでます。宮本 輝の「錦繍」。
最初に出てくる山形の蔵王・ドッコ沼の風景。その風景には私の思いでも重なるんです。

ゴンドラを乗って上に着くと、ドッコ沼は右の方向に歩いていきます。中央ゲレンデの方ですよね。ゴンドラの駅からドッコ沼に続く道の中間に、昔NHKの保養所だった建物がある。ドッコ沼のちょっと手前。今でも残っているだろうか。
そこは私の祖父母が長年に渡って働いていた場所で、小さい頃、妹と私、祖父母が過ごした場所だった。

夏。外で食べたジンギスカンとそうめん。カゴいっぱいにつめこんだトンボ。夜、山からご飯を食べに出てきたタヌキ。
冬。目の前のゲレンデで、仕事の合間に付き合ってくれたソリ乗り。じいちゃんの木のスキーを嫌がった私。その後スキーしてて人に突っ込んでいって、目を腫らしたこと。スキー靴やスキーを乾かす部屋のもわっとした匂い。
台所から地下の食料庫に続く階段。防空壕みたいですごく怖かった。廊下に置かれていたちょっと不気味な木の人形。お風呂場に置かれていたレモンの形の石鹸とケロリンの風呂桶。

その後祖父母は、ドッコ沼から見える星になってしまった。
でも、なんでろううか。私の思い出の中に本に書いてあるようなきれいな星は出てこない。
きれいだったに違いないのにね。
なんでだろう。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-15 08:53 | 日本の家族

折り紙

折り紙は世界を結ぶ?
d0020544_993384.jpg

今日はゾウを作ってしまいました。マリフェル、ハイポーズ!かっわいい~
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-14 09:10

54年


TUTYのお母さんとお父さんの結婚54周年パーティー。
54年かぁ~、長いな~。
お父さんはギターがうまい。だからTUTYも上手なんだろうね。日曜日はTUTYと一緒に教会でギターの大きいやつ (なんていうんだっけ?) を弾いている。
「マコは日本から来たのかい?この時計と一緒だな~」って、お祝いでもらった日本製の時計を見ながら私に言った。
「そうだね、私たちは日本製です、質がいいよ~」

それにしても、メキシコは週末パーティーが多すぎます。
誕生日、記念日、卒業、入学、ベイビーシャワー、キリスト教に関するお祝い、などなど・・・

来週はQuinse nera という15歳のお祝いに呼ばれているぜよ。メキシコは15歳を迎えたとき、ものすごいパーティーを開く。結婚式なみだと聞いている。
そこで、サルサを踊ることになってしまって、ひそかに先週から練習してました。でも、みんなとなかなか合わなくてね・・・。
さて、どうなることかな。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-11 09:02 | おもしろいい人たち

方位磁石

シティーをぶらぶら。

少し時間があったので、初めてシティーをぶらぶら見て回った。
先輩隊員が持っている方位磁石を頼りに、「こっちが北だから・・・」とかいいながら探検隊みたいに歩いたのは、すごく面白かったな。結構、方位磁石は役立つ一品かもしれない。

地下鉄に乗る。
地下鉄では結構日本人が被害に合っているのでドキドキだったよね。じろじろと後ろのおじさんを観察したりしながら、無事に目的地までたどり着いた。
フリー・ダカーロ博物館。前から行きたかったけど、やっぱり着てよかったね。
思ったよりも彼女の絵がなくて残念だったけど、オリジナルの絵を見ながら、ふむふむ。
二人が住んだ家、彼女の使った絵の道具や机。彼女の体を支えたコルセットのようなものまで。思ったより彼女は大きい女性だったみたい。きていた洋服が飾られていたけど、結構サイズは大きめ。どれもかわいらしい民族衣装のようなものでした。

そのあと、ソカロへ。大きいメキシコの旗が風にゆれていたね。それにしても大きかった。
お昼を食べるために本に載ってたレストラン探してぶらぶら。人に聞きながらやっと見つけたお店は結構いい感じのレストラン。ピアノとバイオリンの生演奏を聞きながら。結構なおじいちゃんたちの演奏会だったんだよね。値段の割には雰囲気もいいし、料理もおいしかった。
ソカロ近くのサント・ドミンゴ教会裏。探したかいのある、ちょっとしたレストランでした。
たまには贅沢もいいよね。ふむふむ。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-06 09:39 | JOCV

隊員総会。

隊員総会で、メヒコへ

初めての隊員総会でシティーへ上がった。
今回、初めて32人いる協力隊員全員に会うことが出来た。
一緒にメキシコに来た野菜隊員のWさんと半年振りの再会「お~元気だった~?」
彼の腕はしっかり日に焼けていて、時計にあとがくっきりついていた。
久しぶりに会った他の隊員に「たくましくなったね~」って言われたよ。
「そうかな~?」でも、ちょっとうれしかったね~。もっとたくましい女になりたいね。

総会後、各分野ごとに分かれての分科会があった。
私は保健・医療部門。先輩隊員の活動報告を聞き、そのあとそれぞれの近況報告があった。
みんな、いろんな困難を抱えながらもがんばってるね~、元気が出たよね、みんなの話聞いててさ。やっぱり、メキシコ人の時間にルーズな所や簡単にOKする割には全然仕事をしなかったり。悩みはどこでも一緒なんだね。
所長さんの話
「国が違うことで文化や習慣、人柄も違うから時にはメキシコ人に振り回されることも多いけど、
、メキシコ人には日本では薄れてきている近所同士のつながりの深さや要領のよさがある。その特徴をうまく捉えながら活動することが大切かもしれないね。」

たしかに、日本ではありえないくらいに人どうしのつながりは強い、と感じることが多い。案外、周りの状況や肩書きに振り回されているのは私たちなのかも知れないな。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-07-05 09:36 | JOCV

泥だらけの足と汗

午前中、被害のひどかった地域を看護師のアルマ、その地区に住むパティーと一緒に回った。
家を片付ける人たち、家の中がまだまだ泥だらけの状態だ。
一件、一件、体調の悪い人はいないかなど聞いて回り、年配の人を中心に血圧、脈をはかった。高齢の方たちは突然やってきた悲劇に、よるも眠れず過ごし、ご飯も食べれない様子だった。やっぱり血圧も高め。日ごろ高血圧で薬を飲んでいる人も、忘れて飲んでいない人が多くいたようだった。訪問した家々には重傷者はいなかったが、のどが痛い人、めまいがする人、頭痛がする人が目立った。一人で過ごす高齢者もいた。息子が来ると言ってたけど、ちゃんと来ただろうか。涙を流すおばあちゃんもいた。洋服や食料は被害に合わなかった人々からたくさん集められ、種類ごとに仕分けされ、各家庭に配られていた。思ったよりも早い対応だと思う。約50件位回っただろうか。みんなの泥だらけの足と働く汗が印象的だった。
今日は昨日に変わってすごく暑い。作業するおじさんたちは、「血圧はかるより、冷たいビールが欲しいな」なんていう人もいたくらいだ。
午後になり、やっと行政の人たちや公的な病院の医師が各家を回っているようだった。
自衛隊のような人たちが大きなトラックいっぱいになって到着した。これから復興作業が始まるのだろう。とにかく、これからデングなどの病気の蔓延が心配だ。
夕方虹がかかった。パドレが言った。「この虹はキリストの贈り物だ。みんな、大丈夫だよ、キリストがいつも見守ってるんだから。」 こんな状況でよくそんなことがいえるな。と思った反面、なんだか良くわからないが、ちょっと気持ちがホッとしたような気がした。
mexfamは民間の診療所なので、色々やれることは限られているから、出来ることをするしかない、だろう。復興の様子を見守りたい。
[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-06-30 10:04 | 任地 ナランホス

川の氾濫

川が氾濫した。
昨日から降り続いた雨はお昼頃強さを増し、橋を壊した。
雨が弱まったので同僚と診療所の近くを見に行ったら、家々はすごい状態になっていた。
川に近い家々は、床上浸水、それ以上。
家具も、ベッドも、冷蔵庫もみんな水浸しで、泥だらけ。家の中の水と泥をかき出し、
それらのものは全部外に出されていた。
近くにある石油工場のタンクが破れたらしく、水と一緒に黒い油も流れてくる。
だから家の中が油くさかった。車も半分くらいまで埋まっていたらしく、それらの油が印のように車についていた。

ナランホスの全ての地域ではなく、川に近い地盤の低い家だけが被害にあった。
夕方、少し水が引けてきたけど、街の中心と郊外を結ぶ道路や橋はまだ通れない。
夕方近所のtutyと一緒に被害に合った地域を回った。彼女の家族や友人も被害に合っていた。家の片づけで忙しくしている人々、助けに駆けつけた人々、いろんな人が行きかった。
夜になり、彼らは町の集会所や夏休み中の小学校に移動。tutyと二人小学校を見に行くと、30人くらいの人々が集まっていた。
パンや牛乳などの食料、服などがすでに集まっていた。思ったより子供たちは元気そうでちょっとホッとした。
二人で作ったサンドイッチを渡し、すこし話をして帰ってきた。

こんな現場を見たのは初めてだった。
雨季に入り、からからに乾いていた川に水がはりホッとしたのもつかの間、今度は洪水。。。中間がなく、いつも過剰すぎる。
被害に合った人々の生活がどんな風になっているのか、、、心配だ。
私の住んでいるうちは幸いにも大丈夫でした。gracias,adios.
向かいのうちが床下浸水だったみたいです。
とにかく、今ナランホスはこんな状態です。
d0020544_954226.jpg

[PR]

# by naranjosveracruz | 2005-06-29 10:00 | 任地 ナランホス