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メキシコの小窓から


メキシコでの協力隊活動記録.
by naranjosveracruz

お世話になった人たちとの別れ

残り1週間、残り3日・・・だんだん任地を去る日が近づいてきて、
荷物整理や最終レポートで追われる毎日。
でも、何が一番大きな最後の仕事だったかというと、
2年間お世話になった人たちとのお別れでした。

職場の愛しい同僚たち、いつも見守ってくれた通勤途中にある肉屋の親父さん
乗り合いタクシーのおじちゃん達、メルカドのおばちゃん達、
近所でいつも気さくに声をかけてくれた人たち、
ギターを教えてくれたドン・ルペルとさん、
トゥティー、マリオ、ドン・ビクトルさん、エドガル。
そして、2年間一緒に暮らした家族、ママ、レティー
ナシャ、マリフェル。
そのほかにもいっぱい、いっぱいの顔が浮かんでくる。

いま、日本に戻っても、メキシコに大切な家族をおいてきた感覚で、
彼らへの愛しい思いは続いている。
知り合いの方が私に言った。
“あなたのこころ」がまだメキシコにあるのかもしれないね。。。”

そうか、そうだったんだ。
まだ私の心はメキシコにあって、そこから少しづつ、日本にいる私に戻ってきている
途中なのかもしれない。
でも、そんな気持ちを大切にしたい。
時間がかかるかもしれないが、ゆっくり、メキシコで過ごした時間と今、これから
の自分をつなげていかなければならない。

いまでもくしゃみをすると、一人で
「サルー、グラシアス」って言っている。
そう言いたいんだから、しょうがないな。

by naranjosveracruz | 2006-12-14 21:59
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